こんにちは。アラサーサラリーマンです。

連日の残業に嫌気が差し、未来工業山田昭男氏の著書「稼ぎたければ、働くな。」を読んだ所、働かずに稼ぐ方法を学べました!

毎日「会社に流されて」残業している自分が馬鹿らしくなりましたね・・・

 

未来工業がわからない方のために軽くご説明すると、岐阜県にある超超超ホワイト企業です。

なんと、年間休日は135日で、正月休みは19日間あります!

こんな最高の労働環境で平均年収が700万と言われています。

しかも残業禁止!

日本にこんな楽園あったんですよ。

 

この記事ではその内容を図でわかりやすくご紹介します。

目からウロコ取れまくりでした。

日本の会社員がこの本を読んで実践していけば日本の働き方が変わるなという期待が湧いてきました。

 

未来工業で大切にしていることは「考える事」

未来工業で大切にしている考え方が「ひたすら考えろ!」です。

働かずに稼ぐためのポイントはこれです。

図にするとこんな感じ

 

常に考える風土を根付かせるために「考えろ」の張り紙をし、ホウレンソウ禁止やアイデアを出したら500円といった施策を行っています。

その結果、何も言わなくても勝手に動ける社員が育つそうです。

地方の営業所も社長でなく社員が勝手に作ってしまうそうです笑

 

働かずに稼ぐために未来工業が実践していること

働かずに稼ぐために未来工業が実践していることがかなり面白いのですが、その一部をご紹介します。

図にしました。

常識を疑い、誰もやらないことをやる

「常識を疑い誰もやらないことをやる」もキーワードになります。

例えばホウレンソウ禁止。

これは勝手に動ける社員にするためだそうです。

普通の会社ではマストですよね。

うちの会社でもマストなので驚きました笑

未来工業ではホウレンソウは禁止だ。理由は簡単、いちいち上の指示や判断を仰いでいると、自分の頭で考えなくなるからだ。  何か困ったことがあれば、すぐ上に相談する。何でも上に連絡して報告さえしておけば、責任を負わずにすむ。そんなことをしているから、一つひとつの仕事に真剣に向き合わない人間ばかりが育つのだ。

 

先手を取る

先手を取る、誰もやっていないことをやるも重要なことです。

ビニールパイプ、スイッチボックスという商品で赤字覚悟で取引先に喜ばれる商品を製造するそうです。

一見マイナスにも見えるこの方法ですが、人の感情を揺さぶり他の商品の受注にもつながるのです。

このスイッチボックスだけでも八十五種類つくっている。売れる三種類を除いた八十二種類は、当然のことながら売れない商品だ。それでもなぜつくっているのかというと、理由は単純だ。喜ばれるからである

だが、未来工業だけは赤字を覚悟で八十二種類の売れない商品をつくり続けている。現場の職人がこんな喜びの言葉を返してくれるからだ。

「儲からないのに、自分たちのためにわざわざサイズ違いの商品をたくさんつくってくれる。これがなかったら、ほかのサイズをいちいち調整してつくらないといけなかった。未来工業さんは本当にありがたい」  職人は感謝して、自然とメインの売れ筋商品も未来工業からしか買わないようになる。

たとえよそが半値で出してきたとしても、未来工業から買う。  これを日本語で「恩義」と言うが、私が陰でこっそり「撒き餌」と呼んでいることはどうか秘密にしておいてほしい。  日本人は義理堅い国民だ。自分たちのために赤字覚悟で商品をつくってくれた恩義を決して忘れない。だから「スライドボックス」は今でもめちゃくちゃ売れている

 

この関係を図にするとこんな感じになります。

「人の心」に注目し、考え尽くしたからこそ思いつく方法ですね。

 

儲からない会社と逆のことをやる

世の中の儲かっていない会社と逆のことをやればさらに儲かると考え、それを実践しています笑

タイムレコーダー廃止、残業禁止、年末年始の休日を19日にするなど「やり過ぎでは?」と思うことをやっても業績がアップするのが不思議なこと。

儲かっていない会社が年末年始を一週間しか休まないなら、うちは十九日間休む。  こんなふうに、何でも反対のことをやった。そうしたら、業績は良くなった。タイムレコーダーをなくして、残業を廃止したら、実際にその翌年から売り上げが二十%もアップしたのだ。  たくさん働けば働くほど儲かる、というのは嘘っぱちである。いかにして働かないか。

 

儲けと労働時間の関係を図にすると・・・

儲けと労働時間の関係をマトリクスにしてみました。

右上に行くほど、労働時間が短く設けていることになります。

あー未来工業で働きたいなー

 

未来工業の目からウロコの仕事への取り組みを知りたい方はぜひこの本を読んでみてください!

こういう企業をどんどん増やしていきたいですね。

 

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