こんにちは。会社員読書好きな会社員ブロガーです。
キングコングの西野さんの革命のファンファーレを見たので、感想を書きます。
ブロガーなど個人でお金を稼ぎたい人は必読の本ですよ!
会社員の方も仕事に活かせる要素が沢山あるので絶対に読んだほうがいいです!
これからは好感度でなく「信用」が大事に、
そして、認知ではなく「人気」が重要になる時代だと自覚しました。
西野さんって、もはや芸人でなく、クリエイター、起業家だと思います。
お金とは信用を数値化したもの
ホリエモンなども言っていますが、この本を読んでその概念がさらに理解できました。
信用があるからお金が稼げるのです。
「お金」とは信用を数値化したものだ。 たとえば、魚を100匹売りさばいた時に「この人は魚を100匹売りさばいた信用のおける人ですよー」という「信用証明書」が貰える
このように形や素材の価値はコロコロ変われど、信用証明書(お金)を介して交換されているものは今も昔も変わらない。「信用」だ。 お金とは「信用を数値化したもの」なのである
『好感度』よりも『信用』、『認知』よりも『人気』が大事
ベッキーとゲスの極み乙女。の川谷さんをを例にわかりやすく説明してくれています。
(ちなみに僕は川谷さんのバンドが大好きです。ゲス乙女とindigo。)
お金を払ってくれる人を「ファン」とするのなら、人気タレントにはファンがいるが、認知タレントにはファンがいない。信用がないからだ。 ベッキーとゲスの極み乙女。が例として分かりやすい。
不倫をしても活動を続けることができたゲスの極み乙女。に対して、ベッキーの活動が、たった一度の不倫で全て止まった理由は、彼女が「認知タレント」で、ファンを抱えていなかったからに他ならない。
スポンサーが離れ、広告以外の場所でお金を稼ぐしかなくなったわけだが、ファン(ダイレクト課金者)がいないからお金を生み出すことができない。 テレビタレントとしてリクエストに徹底的に応え続けた結果だ。 現代のテレビ広告ビジネスの、最大の落とし穴だと思う
クラウドファンディング同様、オンラインサロンもまた〝信用をお金化する為の装置〟であるからだ。 ここでもやはり「人気」と「認知」の話になってきて、人気タレントには有料会員が集まり、認知タレントには有料会員が集まらない
信用を得るには『嘘をつかないこと』
信用を得るための方法として「嘘をつかないこと」を挙げています。
逆にテレビタレントのように、美味しくもないご飯を食べて「おいしー」と嘘をつく行為は視聴者にバレバレなので信用を得られない。
タレントとして信用を勝ち取る為に、まずは「噓をつかない」ということを徹底した。 仕事だからといって、マズイ飯を「美味い」とは言わない
クラウドファンディングや、オンラインサロン、その他もろもろの「信用をお金に両替するツール」の登場により、正直者がバカを見る時代は完全に終わった。 これからは、本音は別の場所にあるのに、生きていく為に周りと意見・足並みを合わせる「空気を読む」という行為が、リスクになってくる時代だ。 噓つきはキチンと痛い目に遭う。信用が離れ、お金が離れていく。 まだ、噓を重ねている(噓を重ねなければならない環境にいる)人は、とっとと鞍替えした方がい
無料を後悔を批判す人間に未来はない。
出典:革命のファンファーレ
この言葉を見た時初めは「いやないでしょ」と思いましたが、本を読み進めるなかで「なるほど」と腑に落ちます。
無料だから購入者が増えるのです!
本の内容を無料公開した所、200万人近くが読んだ。
『えんとつ町のプペル』の無料公開については僕のブログではなく、ニュースサイトの編集長に直接連絡をして、〝ニュース記事〟として流した。 このアクションはニュースだと思ったので。 そして、そのニュースの最後にアマゾンのURLを添付した。 僕の知る限りでも、無料公開した日に200万人近くが無料で『えんとつ町のプペル』を読んだ。 そのうち「お金を払って紙の本を買おう」と思ってくださる方が、100人に1人でもいれば、その時点で2万部は売れる
しかし、ただ無料公開するのではなく、そこにはしっかりとした戦略があった。
無料版とハイグレード版の2種類を用意。
さて、絵本の無料公開(フリーミアム戦略)とは言ったものの、そもそも絵本の「通常版」と「ハイグレード版」とは、それぞれ何を指すのか? ここをキチンと定義しておかないと、今後の説明がフニャフニャになるので、お話しする。 絵本の場合、Web上で受けとることができる「データとしての絵本」の価値と、本屋で売られている「物質としての絵本」の価値は、別の場所にある。
「紙の絵本を買いたい」となってもらうには、まずは、とにもかくにも内容を知ってもらわねばならない。なのでWeb上で無料にした。
そして僕は「スマホで読み聞かせはやらない」と読んだ。
もっと言うと、『えんとつ町のプペル』の無料公開画面を、個人では満足できても、複数人で読むには不便になるように、デザインした。 「縦スクロール」だ。
実は絵本を無料で読めるサイトというのは他にもある。 どれも、「1回目は無料。2回目以降は有料、もしくは本を買ってね」という、立ち読みを一度しか許さないケチ臭いビジネスモデルで、個人的にはあまりお上手だとは思えないが、その話は後でするとして、これらのサイトの欠点は、まるで紙の絵本のようにページが横にめくれるようになっていることだ。
当然、紙の絵本の状態に寄せて、横画面にしたわけだが、これだと読み聞かせをする際にも対応できてしまうので、紙の絵本を買う理由が薄れてしまう。
読み聞かせをする時は、親子が横に並ぶ。 絵本をWeb上で無料公開し、紙の絵本でのマネタイズを考えるなら、「縦画面、縦スクロール」をオススメする
最後に
ここで紹介した方法以外にも、革命のファンファーレはこれからのコンテンツの売り方、プロモーション、広告の方法がわかりやすく説明されています!
自分が宣伝するのではなく、人に宣伝して貰う方法も大変勉強になります。
ブロガーなど個人で食べていきたい人は必読ですよ。
会社でプロモーション、広告、広報をしている人にもおすすめの本です。