NHKで放送されていた人気番組「トップランナー」での名言をまとめた本より、トップランナー達の心に残る名言をご紹介します。

 

やりたいと思ったら、そうなるんだって思いこむのが第一歩/周防正之(映画監督)

「シコふんじゃった。」、「Shall we ダンス?」、「どれでも僕はやってない」などの人気作品でおなじみの映画監督 周防正之さんの名言です。

学生相撲や社交ダンスなどのマイナーなジャンルに焦点を当てて、ヒット作を生み出してきた監督ですね。

自分がやりたいことがあったら、「自分はそれになるんだ!」と思い込む・信じないと何にもなれないということですね。

ブレイクスルーのきっかけとして本人が語られていた作品がこちら。

 

 

限界を超えたところで頑張っていると、それが普通になってさらに遠い限界に行ける/石田衣良(作家)

池袋ウエストゲートパークなどでおなじみの人気小説家の石田衣良さんの名言です。

池袋ウエストゲートパークのブレイク後は、多忙な毎日が続いてるのですが、その時の以下の言葉に「頑張る力」をもらえます。

仕事がすごく新鮮に思える時期に、自分で限界を決めてしまわないことです。

限界を超えたところで頑張っていると、それが普通になってさらに遠い限界に行ける。

無理をすることです。自分なんてそんなにたいしたものではないのだから、大事にしなくていいんです。

 

石田さんは、小説家になる前には、広告代理店に勤務し、その後フリーのコピーライターをしていたそうです。

意外な経歴ですね。

石田さんの代表作はこちら。

 

 

生き急げるうちは生き急いだほうが絶対いい/スガシカオ(シンガーソングライター)

SMAPへ提供した夜空の向こうでブレイク後、ファンクな音楽で人々を魅了し続けるスガシカオさんの名言です。

 休もうかと思う時もありますが、人間は、生き急げるうちは生き急いだほうが絶対にいいと思うんです。

体力があり、才能があるうちは、休まずに立ち止まらずにがむしゃらに走っていいと思います。

だって、そのうち歳をとり、生き急げなくなる時が必ずやってくるのですから。

 

会社員を経て、プロのミュージシャンになったスガシカオさんですが、28歳で会社員をやめた後、ブレイクするまでに、経済的に窮迫したそうです。

ほぼ白米のみの生活で、おかすがないもないので、胃薬を白米にかけた経験もしています。

そんなスガシカオさんだからこそ、言葉に重みが感じられますね。

 

 

どんな仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強する/リリーフランキー(作家、イラストレーター)

作家、イラストレーター、俳優などマルチに活躍するリリーさんの名言です。

(映画監督の大根仁さんの作品では常連になっています。)

仕事をもらえることがすごくありがたかったので、できないことでもできるって言ってましたね。

やったことがないデザインの仕事でも写真の仕事でも、どんな仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強するようにしていました。

 

この姿勢が、様々な領域で活躍できるポイントなのでしょうね。

ちなみに、ロックバンドMONOEYESのボーカル細美武士さんも、アメリカで働いているときにこの方法を取っていたそうです。

日本では、二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉がありますが、個人的にはダサい言葉だと感じています。二兎を追って二兎を得ることもできるはずなので。

 

やや脱線しますが、「「二兎を追って二兎を得られる世の中をつくること」を目指した組織があります。

それはHARES(ヘアーズ)という組織で、元リクルートの西村創一朗さんが立ち上げました。

個人的に応援している組織です。

http://hares.jp/

 

 

一流になりたかったら、一流の人たちがいるところに行けばいい/須藤元気(総合格闘家)

元総合格闘家、作家、ミュージシャン、映像監督など様々な領域で活躍する須藤元気さんの名言です。

須藤さんは、中学の時に見たアメリカの総合格闘技UFCを見て、これに出たいと思い、レスリング部のある高校に進学しました。

その時に一流が集まる場所に行くことの大切さを感じたようです。

同期が強かったので、強い人たちの中でもまれました。

僕はレスリングの経験はありませんでしたが、仲間を超えてやろうという意識が働きました。

周りが強い人だと自分も必然的にそうなっていくんですよね。

そこで感じたのが、自分がもし一流になりたかったら、一流の人たちがいるところに行けばいいっていうことですね。

やはり、二流のところで学ぶと、なれても二流なんですよ。

 

僕は、この考え方に実体験を持って納得しています。

一流がいる環境に生き、一流になろうと思い、転職をしました。

転職により、前職に比べ成長スピードが飛躍的に速くなっています。

一流になるためには、転職も一つのきっかけになります。

 

メジャーな転職サイトはこちらです。

リクルートエージェント

僕はリクルートエージェントで転職に成功しました。

http://www.r-agent.com/

 

マイナビエージェント

 

 

もっといいやつを次に出せるように頑張るしかないと続けているうちに、気がついたらどんどんおもしろくなっていた/矢口史靖(映画監督)

ウォーターボーイズ、スウィングガールズ、ハッピーフライトなどの人気作品を手がけた、映画監督の矢口史靖さんの名言です。

1990年にぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞し、受賞第1作の企画書を何度書いてもGOサインが出なかったそうです。

いくつもの企画を出したんですけど、どれも「いいかもね」と言われながら、結局はダメ。

「裸足のピクニック」の企画が通るまで、7つ、8つ繰り返し書いていたんですよ。

映画会社に企画が通らないのは、僕の企画がまずかったとしか思わなかったので、ダメだったら次、と動いていました。

もっといいやつを次に出せるように頑張るしかないと続けているうちに、気がついたらどんどんおもしろくなっていたんですよね。

 

上手くなるまでは、「質よりも量。量が質に転化していく。」とよく言われますが、一流の映画監督もこれを認識しているのですね。

僕もブログを書きまくり、質の高い記事を量産します。

 

矢口監督のおすすめの作品はこちら。

ウォーターボーイズ

見ると青春したくなります。

アラサーの僕が今見ると、嫉妬しかないでしょうね笑

 

 

ハッピーフライト
航空会社で働く人たちにフューチャーし、働く人への愛に満ちた映画です。
見た後に幸せな気持ちになれます。

 

 

40,50になってもできるかもしれないけど、それは40,50になった時の作品であって、今の状況での作品というのも少しでも多く残しておきたい/劇団ひとり(芸人)

劇団ひとりさんの名言。

映画 青天の霹靂を構想しているときの言葉です。

それがもし映画になれば、主演も脚本も監督も全部僕がやりたい。

まだ早いとか思う部分もあるんだけど、やりたいものはしょうがない。

今の頭でしたい。

40,50になってもできるかもしれないけど、それは40,50になった時の作品であって、今の状況での作品というのも少しでも多く残しておきたい

 

スガシカオさんの「生き急げ」 にも通じる言葉ですね。

「やりたいと思ったらやれ!」ということです。

 

劇団さんの「思ったことをやる力」は、凄まじく、著書「そのノブは心の扉」で感じることができます。

船舶免許を取りに地方まで行ったり、富士山に登りたい衝動にかられ、富士山に登ったり、バイクの免許を取ったりと、各エピソードが芸人らしい面白さ満載です。

ぜひ読んで見てください。

 

 

これまでにご紹介した名言は、こちらの本に収録されています。

25人の著名人のトップランナーでの名言、トークの内容が収録されています。

頑張りたいときに読むと、力がみなぎってくるので、おすすめです!