学生時代に学級委員をよくやっていた会社員ブロガーです。
学生時代に良い子ちゃんだった僕の失敗談を書きます。
僕は最近まで、学生時代に求められる能力と社会人で求められる能力のギャップに苦しんでいました。
学生時代に学級委員などをやり、先生の言うことをよく聞いていた優等生タイプの人は共感してもらえると思います。
僕は小中では優等生・良い子ちゃんだった
僕は小中時代、先生の言うことを素直に聞く「良い子ちゃん」タイプでした。
なおかつ勉強もできたので優等生でした。
特に中3の時は先生からの信頼を感じていましたし、先生も「こいつに任せたら安心」と思っていたはずです。
正直、先生にとっては扱いやすい生徒ですね。
クラスメイトも先生が僕に信頼を寄せていることを感じていたらしく、高校の推薦の時期になると「先生から推薦提案されたでしょ?」と言われたりしました。
中3の時はテレビを一切見ないほどのガリ勉っぷりで、高校は県内の進学校に進みます。
周りの反応も「まぁ彼ならあそこに行くよね」という感じでした。
ちなみに、中3のときに放送されていたドラマは全然見ていなかったので、高校に入ってその部分だけ友達との会話についていけませんでした。
大学以降僕は自信をなくし始める
しかし、そんな状況は大学に進むと変わっていきました。
自分の培ってきたスキルが通用しないことに薄々気づき始めます・・・
「自分で考えて課題を見つけ、解決する」ことを求められる大学では、自分がこれまで強みとしてきた「知識を覚える、勉強の能力」「先生の言われた通りに行動する」が通用しなったのです。
特に、先生の言われた通りに行動するを実践してきたため、自分でほとんど考えられない人間になっていたのです。
大学の研究室の先生に「これまで与えられた勉強しかしていないから、自分で考える力が不足している」と言われた時、イラッとしながらもこれまでの勉強って意味があったのかと自問自答した記憶があります。
社会人になってから学生時代のスキルが意味がないことに気づく
社会人になってからは、自分の学生時代に身に着けたスキルは全く意味がないことに気づき絶望しました。
大学~社会人4年目の合計8年間くらいは暗黒期でした。
人生で初めての挫折かもしれません。
学生時代は先生の言うことを聞いていればよかったのですが、それでは「ただの単純作業をこなす人にしかなれない」ことに気がついてしまったのです。
学生時代にやってきたスキルと社会人に求められるスキルのギャップです。
社会人に必要なスキルはこのようになります。
(いわゆるPDCA)
↓
②お客さんの要望をつかむ。その要望の本質は?
↓
③どんな解決策が提案できるか。
↓
④実行
↓
⑤お客さんの要望を満たせているか検証
改善策を考える
↓
④と⑤を繰り返す
僕は①はできましたが、②以降が非常に弱かったのです。
①は、学生時代で言うと「先生に言うことを聞くこと」に該当します。
しかし、②以降の「自分で考える」ということができない・・・
学生時代は先生の言うことを言われた通りにしていればよかったから・・・
答えはいつも与えてもらっていたのです・・・
学生時代の良い子ちゃんに全く同じことが言えます。
この記事を見て「そうそう」と頷いている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
逆に、先生の言うことを聞いてなくてもこれが全てできる人がいますよね。
社会に出てから求められるのはそっちの人なのです。
学生時代先生の言うことを素直に聞いて学級をまとめていても、社会に出てら一気にひっくり返ります。
映画鈴木先生に感動した
映画鈴木先生ではこういった「スキルのギャップ」に苦しむ大人が描かれているのですが、これを映画館で見た時共感しまくったことを覚えています。
「これ、これなんだよ!僕のもやもやは!」と。
Blu-rayも買いました。
名作です。
まとめ
この記事をまとめるとこうなります。
- 先生の言うこと素直に聞いていた人は社会に出てから通用しなくなる可能性が・・・
- 社会人に出てからは「自分で考える」力が最重要。
- 以下の②以降が重要。
↓
②お客さんの要望をつかむ。その要望の本質は?
↓
③どんな解決策が提案できるか。
↓
④実行
↓
⑤お客さんの要望を満たせているか検証
改善策を考える
↓
④と⑤を繰り返す
学生時代の良い子ちゃんは②以降は苦手かもしれないが、今日から力をつけていけばいいんです!
今日から何かを始めましょう!