元LINE執行役員の田端さんファンの会社員ブロガーです。

 

この記事では、田端さんのインタビューで僕があなたにおすすめしたいものをご紹介します。

 

田端信太郎氏が語る、スマホ全盛期の今、マーケターが持つべきユーザー接点の考え方

マーケティングに携わる方ならこれは絶対に読んだ方がいいです!

田端さんもご自身のTwitterで読んだほうがいいとおっしゃっていました笑

 

超人気編集者の箕輪さんもこんなツイートを

 

これが無料で見られます。

記事はこちら

 

マーケティングの本質とは?について、例え話を入れながら非常にわかりやすく解説してくれています。

 

田端さんの著書MEDIA MAKERSでもそうだったのですが、田端さんって例え話が本当にお上手ですよね。

 

この記事で勉強になった部分

たとえば、ブロガーやパワーユーザーを巻き込んで「インフルエンサーマーケティング」がどうのこうのってやっているのは一見新しい手法のように思えるけど、何十年も前からあったわけです。ビートルズが『パワー・トゥ・ザ・ピープル』って曲を歌っていますけど、そんなようなかたちで消費者の中の熱心なファンを巻き込んで製品作りをすることは、昔からあったんです。

たとえば、マウンテンバイク。

あれは最初、オフロード用の自転車じゃなかった。普通の自転車を、好きな人が自分で改造して作っちゃったんですよ。それをメーカーが見て、「これはいい」と。それで結局、オフィシャル商品になった。そういった事例は山ほどあるんです。

先ほどの話に戻ると、「インフルエンサーマーケティング」とか「動画マーケティング」とか言葉は何でもよくって、生産者だけではなく“ハイエンドのセンスがある消費者とどうやってコラボレーションして一緒にものづくりを行うか”そんなテーマがあるとしたら、インフルエンサーマーケティングという言葉は2、3年したら古い言葉になるかもしれないけど、僕が今言ったことは、100年経っても企業は悩んでいると思う。

 

断言しますけど、今の消費行動の8割くらいは、実は消費者自身がなぜそれを選んだのかがわかっていない。

後づけで自己正当化することはあっても、買う時には無意識に決めているんですよ。その無意識の深層心理にどう訴えかけるかというのも、マーケティング。

だから、自分自身の行動をよく観察したり、自分自身の心の中の汚い部分とかどす黒い部分、せこい部分や嫌な部分を観察することがすごく大事ですね。

 

「インサイト」って何だと思いますか?
洞察。これは、ビジネスのスクールだったらほとんど正解です。

「インサイト」って、インしているものをサイトする=見るっていうことだから、箱の中に入っているものを開けずに知るというようなことなので、正解なんです。

でも、「ユーザーインサイト」の場合、人間ですよね。人間の場合は、顔があって皮膚があって、笑ったり泣いたりするわけじゃないですか。ところが、本当の「インサイト」っていうのは顔を見るんじゃなくて、心の中を見るということなんですよ。これは、めちゃくちゃ難しい。

言っておくけど、いわゆるビジネス的なマーケティングは知っておいて損はない。だけど、たとえば銀行員の若い男性を集めてグループインタビューとかをして「新聞を読みますか?」って聞くと、「日経新聞読んでいます」って言うんですよ。でも、入社1年目とか2年目だと、ちょっと中にまで入り込んで「繰延税金資産とかって…」って聞くと、もうわからないわけです。

多分、日経新聞を読んでいる人のレベルの中でも、「金利が上がると債券価格は上がりますか?下がりますか?」とか、そのレベルが分かっていない人は3分の1くらいいる。僕なりに「インサイト」を訳すと、“抑圧されているがゆえに語りえない本音のこと”だと思っています。

 

この記事は本当に読んで欲しい!

てか読むべき笑

 

最後に僕の好きな田端さんの名言を。

「アイデアは会話した人数に比例する」
「アイデアは飲んだ酒の量に比例する」
「アイデアは使ったカネに比例する」
「アイデアは経験した喜怒哀楽に比例する」
by田端信太郎。

つまりアイデアを生み出す体験は「質より量」量が質に転化するのだ。